テーマ:桜庭一樹

『無花果とムーン』(桜庭 一樹 /角川書店) :感想

 突如この世を去った兄・奈落と、兄をとても慕っていた月夜。  目の前で起こった突然の死を、月夜は受け入れることができない。  周りの気遣いすら疎ましく、月夜の心は奈落にのみ向かう。  不自由な生き方をしてきたからこそ曲げられないものがあり。  それが月夜を追い詰め、奈落への想いをさらに苦しいものとさせていく。 …
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『Sweet Blue Age』(角田光代、有川浩、桜庭一樹 他 / 角川書店) :感想

 タイトル通り、甘くて切ない青春時代の物語が詰まった本作。  角田光代さんの『あの八月の、』は、元「キネマ友の会」の仲間たちが、夜中に忍び込んだ母校で、10年前に撮った映像フィルムの鑑賞会を始めようとするところからスタートします。  年頃の女と男がいれば、いろんな関係が生まれますよね。  スクリーンに映し出され…
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『赤朽葉家の伝説』(桜庭一樹) :感想

 鳥取県山間部の名門旧家・赤朽葉家。現代を生きる「私」が語り部として、祖母、母、そして自分の赤朽葉家三代の歴史を語っていきます。  第1章(1953年~1975年)は、戦後まもなく、祖母・万葉が子供の頃に「辺境の人」に捨てていかれた時の話から始まります。  千里眼の力を持つ祖母が幼い頃最初に視たのは、「空飛ぶ片目の男」。…
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『赤×ピンク』(桜庭一樹/角川文庫): 感想

 深夜の廃校の中、ハタチくらいの女の子たちが八角形の檻の中で戦う会員制ファイトクラブ、「ガールズブラッド」。  行き場のない孤独、落ち着かない気持ち、そんなものに追い立てられるようにガールズブラッドに集まる3人、「まゆ」、「ミーコ」、「皐月」の物語です。  ストーリーは、「まゆ」、「ミーコ」、「皐月」の順に語られます…
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『推定少女』(桜庭一樹 /角川文庫):感想

 逃亡中の巣籠カナが身を隠そうと開けたダスト・シュートには、銃を抱えているコールドスリープ状態の少女が・・・・・・そんなSFチックな始まり方をする本作ですが、作品中が熱い叫びで埋め尽くされています。  気づくと義父が血まみれで倒れていることに気づくカナ。近づくパトカーのサイレン。逃げ出した街で出会った不思議な少女、白雪。 …
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『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet』 (桜庭一樹) :感想

 直木賞作家・桜庭一樹氏の作品に手を出したきっかけは・・・・・・    とある人に「最近、西尾維新と東野圭吾読んでるんすよね」という話をしたところ、「じゃあ、ラノベ(西尾)と直木賞(東野)繋がりで、桜庭読めば?」というので読んでみました。  話は逸れますが、西尾氏をラノベに分類すると気分を滅茶苦茶害しそう(笑)。ライトノベルと…
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