『ああ面白かったと言って死にたい―佐藤愛子の箴言集』(佐藤 愛子 /海竜社) :感想

 言いたい放題で毒舌な印象をもっていた佐藤愛子氏。
 もう88歳になられたとか。
 まだまだめちゃくちゃお元気です。
 
 そんな氏の過去の著作権から選んだ箴言集ですから、ものすごい放埒なことでも書いてあるのかと思ってましたが、文字通り箴言が集められた一冊でした。


 テーマは、老い、死、人生、幸福、性(さが)、家庭教育、人間、男と女、夫婦、と多岐にわたります。


 私個人に刺さった言葉をいくつか。



<倖せな人間>

相手の立場というものを考えないですむ人は倖せでいいなあ……。

しかしその倖せな人間とつき合わされる方は、少しも倖せでないのである。



<よい、悪いはない>

 よい、悪いは何もいえない、たとえどんな結果が出ようとも、そこにあるものはことの評価ではなくて、その人間が「かく生きた」という、その厳然と悲しい事実だけである。



<男の涙>

男の涙は一筋、しかも風で乾かすべきものなのである。



 老いを語るにはまだ少し早い私ですが、人生の大先輩から生きていく上でのヒントをもらえるようなこういう本は好きで結構読んでいます。

 でも、ここまでいいこと書いてるとは思ってませんでした(失礼)。
 (元気よすぎなトークのような本を想像していたので)


 
 ああ面白かった、と思える人生を送りたいものですねえ。
 
 



ああ面白かったと言って死にたい―佐藤愛子の箴言集
海竜社
佐藤 愛子


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