『体育館の殺人』(青崎 有吾 /東京創元社) :感想

 密室の体育館で起こった殺人の謎を、一癖もふた癖もある高校生が解き明かす本格派学園ミステリです。


 探偵役が変人で、集めた証拠をもとに推理し、最後は関係者全員を集めて推理を披露し、そしてその場にいる犯人を論理的に追い詰める、という、王道中の王道の展開。

 体育館のような巨大なハコが密室というのも新鮮(?)です。


 探偵役・裏染天馬のアニメネタはよくわかりませんでしたが、周りがポカンとする気持ちを読者にも味あわせようという作者の狙いですかね(笑)。


 しかし何というか、思わず綾辻行人作品を思い出してしまう題名ですよね。

 「館」は「館」でも体育館ですが(笑)

 中村青司設計の体育館だったらとんでもない仕掛けがありそうです(笑)!



 今年の鮎川哲也賞受賞作であり、作者が21歳現役大学生であるという本作。

 選者の先生方には論理の粗さが目に付いたようですが、これからドンドン磨かれるであろうことに私も期待です!




体育館の殺人
東京創元社
青崎 有吾


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