『いねむり先生』(伊集院静 /集英社) :感想

 本作は、作者・伊集院静氏の自伝的小説です。
 主人公「サブロー」は、新妻をガンで亡くし、アルコール依存症や精神疾患に苦んでいるとき、先輩K氏からの紹介で「先生」と出会います。



 「先生」こと色川武大氏は純文学の巨匠。
 
 そして、阿佐田哲也の名前ではギャンブルの神様と呼ばれていました。
 
 私は、「雀聖」と呼ばれた阿佐田氏の逸話や写真や、名著『麻雀放浪記』の内容から、ギョロリとした鋭い目つきの油断ならない博徒をイメージしていましたが・・・・・・本当の「先生」はこんなにも違う人だったのですね。


 先生は、あたたかくて、チャーミングで・・・・・・サブローはこれまでに会ったことのない雰囲気を持つ先生に、ふわあっと引き寄せられます。
 ふわっと。ふわっと。

 

 周りの人々も、みんな先生が大好きで。

 
 先生の周りにいる人たちは、いい人ばかりではないですが、先生はみんなに優しい。
 
 こういうのを自然体というのでしょうか。

 


 先生とのふれあいの中で、サブローは、少しずつ、少しずつ、前を向こうという気持ちを取り戻していきます。
 
 真っ暗だった世界で、自分の中に少しの光を見つけることができるようになります。


 先生は直接助けてくれたわけではない。でも、サブローの見えない聞こえない悲鳴を感じ、至るところでそっと手を差し伸べてくれている。

 そんな人です。



 人との出会い、ふれあい、つながりが、とても愛おしくなる作品だと思いました。





いねむり先生
集英社
伊集院 静


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この記事へのコメント

2011年07月24日 00:37
りえぞうさんの亡くなられた夫の鴨ちゃんと伊集院氏は肝臓の悪さで競ってましたもんね。。。彼も波瀾万丈ですね。
でも、りえぞうさんの漫画でかくとなんか、希望が持てて。
新聞の下の広告記事で見て、気になっていたんです。

それと昔に麻雀放浪記ですが、麻雀をした時、真似をみんなしてましたね(^_^) 懐かしいです。
2011年07月24日 12:35
これってこんな話だったんですね。(T-T)
今まで全然意識したことない本だったんですが、読んでみたくなりました。
そして、こないだ注文した「銀の匙」がまだ来ないんですよ。。。(笑)角川文庫にしたからかな??もう一冊同じ著者の古い本を同時に注文したからかな?
アマゾンいつも早いのにwww
2011年07月26日 22:05
たかじいさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
鴨ちゃんは肝臓が悪いのかと思いきや・・・もっと悪いところが・・・(涙)。
伊集院氏は波乱万丈すぎでしょう。
生きてるのが不思議なくらい(笑)。
だからこそ、りえぞう先生と意気投合したのでしょうねえ。
2011年07月26日 22:11
クローバーさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

『銀の匙』は、最近何気に売れていますよね~。
灘中の伝説の授業が放送された影響でしょうかねえ。
もう1冊の古い本・・・なんでしょう。気になります。
中勘助氏の本は絶版?になったのか、今では出版されていない作品が多いのですよねえ。
もう売っていないようですが、『菩提樹の蔭』や『蜂蜜』とかは図書館で借りることができるのがありがたいです。相当古い本なのに思ったよりキレイだったりするのが、みんな大事に読んでるのかなあと思ったりしてちょっと嬉しくなります。
2011年07月27日 20:09
伊集院さんの自伝のような小説なのですね。
興味あるなあ。読んでみたいです(^^)
2011年07月27日 23:31
キーブーさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

伊集院氏曰く、色川武大との出会いがなかったら破滅していたそうです。
お時間ありますときに是非どうぞ。

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