『ザ・万歩計』(万城目学 /文春文庫) :感想

 本作は、今や売れっ子作家の仲間入りを果たした万城目学さんのエッセイ集です。


 小説家になったキッカケと、デビュー作『鴨川ホルモー』の誕生秘話が一番興味深かったです。

 あと、作品名を説明するときの苦悩。

 そりゃ、「ホルモーって何?」ってみんな思いますよね(笑)。


 今なら、『プリンセス・トヨトミ』の作者ですって説明できるでしょうけどねえ。

 以来、まともなタイトルにしようと心に誓ったそうですが、最新作も『偉大なる、しゅららぼん』ですから……まともになっていないんじゃないですかね(笑)。


 「G」との戦い、お祖父さんの思い出、学校の思い出、職場での思い出、飼い猫の思い出、旅行記などなど、しんみりする話からプッと笑ってしまう話まで、結構盛りだくさんです。


 あとがきには、タイトルに込められた思いも書かれています。



 話は変わりますが……奥付の1ページ前を読んでいてちょっと驚いたのですが、「万歩計」は登録商標だったのですね。
 ウォークマンやシャチハタやホチキスのように、みんな普通名詞のように使ってますよね。

 万歩計を万歩計以外で表現すると何になるのでしょう?

 歩行数計測器?

 やっぱり万歩計がしっくりきますね……特性を端的に表現した素晴らしいネーミングです!




 思ってた以上に面白かった(失礼)一冊でした。

 エッセイは遠くの世界にいる作家を身近に感じられるから好きなんですよね。

 万城目氏は、これからも「阿呆な話」を紡ぎ出していかれるそうなので、楽しみです。





ザ・万歩計 (文春文庫)
文藝春秋
2010-07-09
万城目 学


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この記事へのコメント

2011年06月20日 20:33
万城目ワールド全開ですよね。
寝食を忘れるほど、楽しませてくれる人です。(本当は、食べることは忘れていない私ですけど
2011年06月23日 00:05
メロンパンさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

面白かったですねえ。

でも食事は大切ですから、しっかりと召し上がってくださいね(笑)。

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