『プリンセス・トヨトミ』(万城目学 /文春文庫) :感想

大阪全停止。その鍵を握るのは、トヨトミの末裔だった-------------


 そんなキャッチコピーの本作。

 荒唐無稽で壮大なエンターテイメントストーリーですが、これは中学生の成長物語でもあり、親子の絆の物語でもありました。


 大阪府の実地検査に訪れた会計検査院の松平、鳥居、旭------

 松平は、国の補助金の不適切な使用は断じて認めない、職務に忠実な男です。


 一方、大阪の中学生、真田大輔、橋場茶子------

 大輔は性同一性障害に悩み、茶子はそんな大輔を守ってきました。

 そしてお好み焼き屋のおっちゃんである大輔の父・真田幸一は、実はなんと大阪国総理大臣!
 真田家の名に掛けて、豊臣家の末裔を守ってきました。



 そして、大阪国が守るべきものが危機に陥ったとき、大阪国民が立ち上がったのです!


 
 会計検査院の松平と大阪国総理大臣の真田の戦い。

 もちろん、暴力なんか使わない。

 松平の信念と、400年間の思いがぶつかり合います!


 松平も真田もカッコいいんです、すごく。

 松平の攻撃に真田は耐え切れるか!?大阪を守りきれるか?!という構図なんですよね~400年前と同じく。

 その他の登場人物も東軍対西軍になっていますよ(笑)。
 


 父から子へ。大阪の男たちに受け継がれてきた伝承。
 
 大阪国なんて荒唐無稽なんですけど、私も信じてみたくなってしまいます。
 


 なお、5月28日から映画も公開されます。
 http://www.princess-toyotomi.com/

 松平役に堤真一さん、真田幸一役に中井貴一さん。
 
 このキャスティングは私のイメージにぴったりですね~。

 あ、映画版では鳥居と旭の性別が逆になってるんですね。

 映画をご覧になられた後で原作を読んでみるとまた面白いかもしれませんね~。


 5月16日のプレミアイベントでは、大阪城を真っ赤に染めたそうですねえ。

 そして、橋下知事が、「大阪、独立しましょう、皆さん!」とおっしゃったそうです。

 本気だったりして(笑)



プリンセス・トヨトミ (文春文庫)
文藝春秋
2011-04-08
万城目 学


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この記事へのコメント

2011年05月18日 23:29
関西に来て思うのは、、、その発言、半分本気だろうな、、、と思ってしまいます。
でも、その対抗意識が日本国内での切磋琢磨させてきたんだろうなと思います。いい意味で切磋琢磨、、、大事でしょうね。
2011年05月18日 23:33
これ、万城目さんのなかで一番好きです。面白かったですよね。
映画化されるんですか!見に行かなきゃ!
2011年05月20日 00:03
たかじいさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私も半分(以上?)本気だと思ってます。
大阪都ですとか、いろいろな話がありますものね~。
2011年05月20日 00:08
ななさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

万城目氏も結構独特な世界観だなと思います。
本作は、壮大なのに、庶民な作品ですよね。あるわけないのに、身近にありそうな感じを醸し出しているというか・・・・・・。


映画版ですが、松平と真田のキャスティングはこれしかない!という私好みなキャスティングですね~。
2011年05月20日 12:30
こんにちは!!

先日、SPを見に行ったときに宣伝を
見ましたが面白そうでしたよ!!

見に行くかも知れません。
2011年05月21日 00:52
びぶさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

周りでも見に行こうとしている人が結構いたりします。
何気に話題作なのですかねえ。
2011年05月22日 12:17
映画化シリーズを3冊読んだので、コレも気になっていたんです。リストに挙げます♪
いつも感謝!気になっていて悩んでる本があってもここに来て解決です(*^_^*)
2011年05月22日 15:37
oriverさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

映画化シリーズの3冊とは何をお読みになられたのでしょうか???
また教えてくださいね~。
2011年05月23日 11:00
万城目学ちゃんの1冊目、鴨川にハマりました
しかし、地図が読めない話が聞けない頭で、大阪城の地下で迷子中です。映画を見たら、解決するでしょうか 
2011年05月23日 23:43
メロンパンさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
大阪城の地下で迷子ですか(笑)。出て来れなさそうですね(笑)。

私は、『トヨトミ』を読んで『鴨川ホルモー』に手を出すことを決意し、即座に入手しました。
積み本が増えました(笑)。
いつ読めるかな~。

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