テーマ:有川浩

『旅猫リポート』(有川 浩 /文藝春秋) :感想

 猫好きの青年・ワタルと、その愛猫ナナの旅。とある事情でナナを手放さなければならなくなってしまったワタルは、旧来の知己のもとを巡ります。  貰い手を探す旅は、小学校時代、中学時代、高校時代の友人たち、そして・・・・・・と、ワタルの過去を辿る旅にもなっているのです。  ナナの気持ち、ワタルの気持ち。  ワタルの周…
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『カドカワキャラクターズ ノベルアクト2』(角川書店) :感想

 角川のキャラクター小説オムニバス第2弾。有川浩「図書館戦争」が特集されていたので手に取りました。  有川浩氏のインタビューの中で、児玉清さんが図書館戦争全巻、阪急電車、三匹のおっさんを持ってきて、サインを頼まれたことは絶対の自信になったとありましたが、それはわかりますわ~。  大感激ですよねえ。  児玉清さんがあ…
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『空飛ぶ広報室』(有川 浩 /幻冬舎) :感想

 突然の事故でブルーインパルスパイロットの夢を絶たれた新米広報官・空井と、報道記者を降ろされた新米テレビディレクター・稲葉リカ。  ああ、また有川甘ラブ成分濃厚かと思ったら、本作はかなり微糖に抑えられた硬派な内容でした。  自衛隊のことを少しでも知ってもらいたくて懸命に奔走する広報室を取材していく中で、少しずつ心…
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『とっさの方言』(小路幸也 他 /ポプラ文庫) :感想

 郷土愛たっぷりの方言集。  以下の方言、わかります? ① かちゃっぺない (北海道) ② め (青森) ③ ごじゃっぺ (茨城) ④ 行ってみる (群馬) ⑤ ごしたくてずくがねぇずら (長野) ⑥ つくぐる (富山) ⑦ ダラや (石川) ⑧ あしあらい (京都) ⑨ はぶ…
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『ラブコメ今昔』(有川 浩 /角川文庫) :感想

 文庫版が出た機会に久しぶりに読みましたが、タイトル通り、有川浩成分でいっぱいの一冊でした。    有川の甘さにはだいぶ慣れた筈なのに……やっぱりムズガユクなる(笑)。  年は取りたくないものだ……。  いわゆる自衛隊3部作と同じく、自衛隊の恋愛模様を描いた本書。  やはりもはや若者ではない私には、…
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『三匹のおっさん ふたたび』(有川 浩 /文藝春秋) :感想

剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械をいじらせたら右に出る者なしのノリ。「還暦くらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか!」と、ご近所の悪を斬るあの3人が帰ってきた! (文藝春秋ホームページより)  人気作の続編である本書。  私が気に入ったのは、最初のストーリーです。  キヨさんの息子・健児の嫁で…
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『キケン』(有川 浩 /新潮社) :感想

成南電気工学大学の機械制御研究部-------略して、「キケン」。 「キケン」の仲間たちと過ごす大学生活の日々はとても輝いていて。 「キケン」のエピソードはさまざま。 ハチャメチャな先輩と個性的な同級生たち。 学生時代のうまくいかない恋愛話や部活ネタは盛り上がりますが、やはり学祭が最大の見せ場でしょう。 …
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『フリーター、家を買う』(有川 浩 /幻冬舎) :感想

 新卒で入った会社をすぐに辞めてしまった若者に対して世間の風はキビしい・・・・・・最初は怠惰な日々を送っていた誠治が、母の病をきっかけとして、遂に!? ・・・・・・という感じの展開。 最初は重たいんですよ~。 全くうまく行かない就職活動、母のうつ病、世間体ばかり気にするプライドの高い父との確執。 崩壊する…
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『植物図鑑』(有川浩 /角川書店) :感想

 家の前にちょっとイイ男が行き倒れていたらどうしますか?  ① 放っておく     →    終了  ② 取りあえず拾う  →    『植物図鑑』、スタートです!  作者のあとがき曰く・・・・・・  「(天空の城ラピュタみたいに)男の子の前に美少女が落ちてくるなら女の子の前にもイケメンが落ちてきて何が悪い…
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『阪急電車』(有川浩 /幻冬舎文庫) :感想

 宝塚駅から西宮北口駅までの8駅15分の小さな路線、阪急今津線。  阪急電車を舞台にした、恋あり涙あり怨念ありマナーありの連作ショートストーリーです。  作者は、以前に今津線沿線に住んでいたことがあるそうで、その時のことや車内での関西人トークを思い出しながら、妄想も膨らませて(?)書いたらしいです。  最初…
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『三匹のおっさん』(有川浩 / 文藝春秋) :感想

 アミューズメントパークに嘱託で再就職した剣道家・キヨ、居酒屋の元主人で柔道家のシゲ、機械をいじらせたら天下一品の自営業・ノリ。  還暦を迎えた「三匹のおっさん」(じいさんじゃないよ!)が身近な悪を成敗する痛快活劇でした。  現代では、還暦と言っても老け込む年なんかではないですよね。  本作でも、年寄り扱いなんてで…
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『県庁おもてなし課』(有川浩 /角川書店) :感想

 県の観光発展のために設立された高知県観光部「おもてなし課」。  硬直的な思考、前例主義、縦割りの中で、ロクな企画もロクな結果も出せていない。  悩む掛水に提言したのは県観光特使の作家、吉門。  辛辣ながらも適所を刺すアドバイスに、掛水は少しずつ動き始め、そしておもてなし課も進み始める…… ・・・・・・という…
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『塩の街』(有川浩 /角川グループパブリッシング) :感想

 本作は、有川浩氏のデビュー作です。  「塩害」-----塩の脅威に曝され、そして崩壊していく街。  謎の巨大塩結晶が見つめる崩壊寸前の東京で、未来は見えなくとも穏やかに暮らす秋庭と真奈。  しかしその2人の暮らしは、ある男の来訪で劇的に動き始めていくことになります。  2人の恋は世界を救えるか?!  …
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『レインツリーの国』(有川浩 / 新潮文庫) :感想

 十年前に読んだ小説の結末をふと思い出した向坂伸行。その作品の感想サイトを巡っていたところ、「レインツリーの国」というブログサイトに出会う。管理人「ひとみ」の考え方や言葉の使い方に、感銘と共感をもった伸行は、思い切ってひとみに感想メールを出す……  そこから始まる恋物語な展開ですが、実際に2人が顔を合わせてからがこの物語の本番…
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『シアター!2』(有川浩 /メディアワークス文庫) :感想

 2年以内に借金300万を劇団収益から返済しなければならない「シアターフラッグ」。2巻では、1巻ではあまり描かれなかった他のメンバーたちのエピソードが語られます。  様々な問題が巻き起こってしまうシアターフラッグ。  新加入した千歳を批判する荒らしの書き込み。  運営の難しさに悩むメンバー。対立するスズと千歳。 …
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『クジラの彼』(有川浩 / 角川文庫) :感想

 本作は、自衛官たちの恋の短編集。先日読んだ短編『クジラの彼』がタイトルになっていたので、そのご縁で読んでみることにしました。  甘~~~~い話だらけですので、ハッピーエンドまでの過程をお楽しみください(笑)。  暗いご時勢に読むのにはぴったりの明るい話です。  若い人(たぶん若い女性)向けの作品なのかなと思います…
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『Sweet Blue Age』(角田光代、有川浩、桜庭一樹 他 / 角川書店) :感想

 タイトル通り、甘くて切ない青春時代の物語が詰まった本作。  角田光代さんの『あの八月の、』は、元「キネマ友の会」の仲間たちが、夜中に忍び込んだ母校で、10年前に撮った映像フィルムの鑑賞会を始めようとするところからスタートします。  年頃の女と男がいれば、いろんな関係が生まれますよね。  スクリーンに映し出され…
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『Story Seller〈3〉』 (沢木耕太郎、有川浩、さだまさし他 / 新潮文庫) :感想

『Story Seller』シリーズも3作目。本作では、沢木耕太郎さん、湊かなえさん、さだまさしさんが新たに登場です。 沢木耕太郎さんといえば、『深夜特急』シリーズで著名なノンフィクション作家さんですが、本作も自身の経験談を基としたエッセイになっています。 男や女の話になるのは最後の方なので、最初は、これがどう男女の…
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『シアター!』(有川浩 /メディアワークス文庫) :感想

 「今から二年で返せ。劇団が上げた収益しか認めない。-----返せなかったらシアターフラッグを潰せ」  赤字経営が続いて膨れ上がった300万円の借金にまさに押しつぶされんとしている劇団、シアターフラッグ。  その300万円を、主宰者・春川巧の兄である司が肩代わりしてくれるという。  しかし、債権者として司が突きつけたの…
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『きみが見つける物語 恋愛編』(東野圭吾、有川浩、梨屋アリエ、乙一、山田悠介) :感想

 「十代のための新名作」と銘打たれた本作。先日読んだ「放課後編」の続編のようです。お、東野圭吾氏も入ってる!東野氏がコイバナを書いたの?!ということで手に取りました。  パラパラとめくってみたところ・・・東野氏の収録作品は読んだことのあるもの(『小さな故意の物語』)でしたが、まあこれもご縁ということで読んでみました。  …
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『図書館戦争』(有川浩):感想

 有川浩さんと言えば、今年は『阪急電車』の映画化も決まり、売れっ子作家の仲間入りを果たしていますよね。  本作は、甘~~い感じの著作が多い印象のある有川浩さんの作品の中で、ハードボイルド(?)+ちょい甘な感じの作品となっています(なお、別冊は激甘)。  さて。  図書館に張ってあるポスターの中で、「図書館の自由に関…
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