テーマ:米澤穂信

『夏期限定トロピカルパフェ事件』(米澤 穂信 /創元推理文庫) ;感想

 夏がきたので(笑)、『夏期限定トロピカルパフェ事件』を読みました。  読む度に、シャルロットが食べたくなりますねえ。  あの小鳩くんさえも狂わせたシャルロット。  美味そうだ~~!  『夏期限定』のことは前も書いたのですが、シャルロットのことが書きたくなって、ついつい。      私は…
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『いつか、君へ Boys』(集英社文庫・ナツイチ製作委員会) :感想

 集英社のナツイチ編集部が送る短編集。  見るからに青少年向けの体ですが、主人公は小学生から高校生までのまさに青少年!  ただまあ、高校生以上推奨かな(ちょっとオトナな会話もあるので)。  石田衣良、辻村深月、朝井リョウ、小川糸、山崎ナオコーラ、吉田修一、米澤穂信という作家群が贈るこの一冊。  おお! …
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『折れた竜骨』(米澤 穂信 /東京創元社) :感想

 米澤穂信はこういうのも書けるんだ!とちょっと驚いた作品でした。  時は中世、イングランドはリチャード獅子心王の御世。  ロンドンの北西に浮かぶソロン島の領主の娘・アミーナの元に現れた、放浪の騎士ファルク・フィッツジョンとその従士ニコラ。  彼等の目的は暗黒騎士の抹殺。  そして彼らが追う暗黒騎士の標的は………
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『インシテミル』(米澤 穂信 /文春文庫) :感想

「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給11万2000円がもらえるという破格の仕事に応募した12人の男女。 とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。 それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった――。  (文藝春秋ホームページ:内容紹介より引用)  終盤まで、…
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『儚い羊たちの祝宴』(米澤穂信 /新潮文庫) :感想

 ダークな味わいがある5篇の短編集です。 全体的に、薄暗~い雰囲気が流れています。  全編で、共通しているのは、上流階級のお嬢様や使用人がメインキャラクターであること、そして「バベルの会」の存在でしょうか。  バベルの会は、一言で言うと読書サークルなのですが、その雰囲気は耽美的で退廃的で。  登場は少ないのですか、…
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『二人の距離の概算』(米澤穂信 /角川書店) :感想

 本作は、「古典部」シリーズ第5弾。奉太郎たちが高校2年生に進級し、古典部に新人・大日向友子が仮入部したことから物語が始まります。    しかし、その新入部員も本入部を目前として退部することに! 奉太郎は、タイムリミットであるマラソン大会の20kmの道のりをゴールするまでに、その心変わりの真相を推理していきます。    自分…
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『Story Seller〈3〉』 (沢木耕太郎、有川浩、さだまさし他 / 新潮文庫) :感想

『Story Seller』シリーズも3作目。本作では、沢木耕太郎さん、湊かなえさん、さだまさしさんが新たに登場です。 沢木耕太郎さんといえば、『深夜特急』シリーズで著名なノンフィクション作家さんですが、本作も自身の経験談を基としたエッセイになっています。 男や女の話になるのは最後の方なので、最初は、これがどう男女の…
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『追想五断章』(米澤穂信 / 集英社) :感想

 「アントワープの銃声」と呼ばれる事件で母を失った北里可南子。古書店でバイトする菅生芳光は、店に訪れた可南子から父の書いた五つの短編を探してほしいとの依頼を受け、小さな手がかりを頼りに捜索を始める。  見つかっていったのは、結末が描かれていないリドルストーリー。  娘を崇める母の物語、『奇跡の娘』  夫の罪で妻…
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『遠まわりする雛』(米澤穂信 /角川文庫) :感想

 本作は「古典部」シリーズ第4弾。高校一年の春から春休みまでの1年間に起こった出来事の短編集です。  古典部のメンバーの関係が、時を経るごとに少しずつ変化していくことが感じられます。  えるが女の子っぽくなってきたのにはちょっと驚きでした。  そしてホータローのちょっとした変化。  『遠まわりする雛』はいい雰囲気…
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『さよなら妖精』(米澤穂信 /創元推理文庫) :感想

 春雨の中、あてもなく雨宿りしていたユーゴスラヴィアの少女・マーヤ。    世界を旅し、今は日本のことを知ろうとする彼女の探究心に、仲間とともに振り回される日々。  楽しく、充実した、そして謎めいた2ヶ月間。  別れの時、守屋は寂寥だけでない思いとともに、自分の国へと帰るマーヤを見送るのだった。  一年が過…
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『クドリャフカの順番』(米澤穂信 /角川文庫) :感想

 古典部メンバーにとって初めての文化祭がついに始まる。  皆の手で作り上げた文集「氷菓」。  しかし、手違いで山のように積み上がっているのだった。  その数、200。  完売のために奔走する……いや、気ままに楽しんでいるようにしか見えない福部里史と千反田える。  相変わらずの省エネモードの折木奉太…
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『愚者のエンドロール』(米澤穂信 /角川スニーカー文庫) :感想

 いろんな意味でミステリー要素満載の本作。    『氷菓』に続く「古典部」シリーズ第二作は、文化祭に出す映画を巡るストーリーです。 あらすじとしましては……  古典部メンバーの1年生4人は、2年F組の入須から依頼を受ける。  それは、撮影途中である密室モノのミステリー映画を見て、犯人を当ててほしいという…
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『氷菓』(米澤穂信 /角川スニーカー文庫) :感想

 本作は、今も『インシテミル』が売り上げ好調な米澤穂信さんのデビュー作です。  友人の福部から「灰色」の生活を送っていると評される折木奉太郎。本作は、奉太郎が、高校合格時に姉からの手紙を受け取るところから物語が始まります------  後で何されるかわからないという理由(笑)で、「古典部に入りなさい」という姉の手紙の通り…
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『秋期限定栗きんとん事件 (下)』(米澤穂信 /創元推理文庫) :感想

 放火事件は未解決のまま新年度を迎え、小鳩くんと小佐内さんは3年生に、そして小佐内さんの彼氏である瓜野くんは2年生に進級します。  瓜野くんは、新聞部の新部長として連続放火事件を追います。  犯人を捕まえてみせる、そんな気概でいっぱいの瓜野くん。小佐内さんにカッコイいところを見せたくて張り切ります。  次の放火地点…
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『ULTIMATE MYSTERY 究極のミステリー、ここにあり ミステリー傑作選』 (講談社文庫)

 『ULTIMATE MYSTERY 究極のミステリー、ここにあり ミステリー傑作選』------よくもまあ、自信ありげなタイトルを付けるもんだと思って読んでみたのが本作です。  全8人の作家さんの短編が収められていますが、冒頭作品が東野圭吾氏で、裏表紙も東野氏の作品の解説が載っているという、いかにも“東野氏のネームバリューで…
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『秋期限定栗きんとん事件 (上)』(米澤穂信 /創元推理文庫) :感想

 二人が別々の道を歩むことになった夏も終わり、秋がやってきました。ここで、衝撃の展開が --- え?  小鳩くんに彼女が?  小佐内さんに彼氏が?  お互い付き合っていたわけではないとは言え、切り替え早すぎッ(笑)。  小鳩くんは、「彼女」との小市民的なやり取りに満足しつつ、小佐内さんは、「彼氏」…
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『Story Seller』(新潮社ストーリーセラー編集部 /新潮文庫) :感想

 「面白い話、売ります」という自信あり気なコピーが表紙に書かれている本作ですが、伊坂幸太郎氏、近藤史恵氏、有川浩氏、米沢穂信氏等の作品が詰まった、オール読み切り集となっています。  この本をキッカケに気になる作家に出会えるといいですね……そんな狙いも込められた本のようです。  味わってみないと好みの作家かどうかはわからな…
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『夏期限定トロピカルパフェ事件』(米沢穂信 /創元推理文庫) :感想

 「小市民」シリーズ第二作である本作は、前作から一年後、高校2年の夏休みを舞台にします。  「タルト事件」以降、小鳩くんと小佐内さんの関係には変化がなく、街の中を二人で歩くこともなかったとのこと。  そんな中、小佐内さんが突然、小鳩くんと一緒に街中のスイーツショップ巡りをしたいと持ちかけます。  巧妙に外堀を埋…
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『春期限定いちごタルト事件』(米澤穂信 /創元推理文庫) :感想

 本作は、最近では『インシテミル』が映画化されて話題になった米沢穂信氏の2004年の作品ですが、先日ご紹介いただいたご縁で読んでみました。  人が死なない日常系学園ミステリで、謎も謎解きも日常の範囲内です。  同級生のポシェットが隠されたとか、おいしいココアの作り方とか……よくありそうな話(?)なので、すぐに謎は解け…
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