テーマ:東野圭吾

『超・殺人事件 推理作家の苦悩』(東野圭吾 /新潮文庫) :感想

 本作は、サブタイトルにもあるように、推理作家の苦悩を描いたコメディタッチの短編集です。  ネタがなくて無理やり捻り出したり、必死に税金対策したり、その場しのぎで連載していたら辻褄合わせが大変だったりと……実話としか思えません(笑)。  「超最終回」はすごいオチですよ~、東野氏がやるから許されるのかも(笑)。…
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『予知夢』(東野圭吾 /文春文庫) :感想

 ガリレオ先生こと湯川学教授が活躍するガリレオシリーズ第二弾にあたる本作では、予知夢、霊視やポルターガイスト等、いわゆるオカルト的なネタを取り上げています。  (第4章の「絞殺る(しめる)」はちと違いますかね。)  第1章の「夢想る(ゆめみる)」は、17年前から結ばれる運命にあったとして、16歳の女子高生に付きまとっていた男…
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『さまよう刃』(東野圭吾) :感想

 一人娘が、少年らに乱暴された上に殺されたらあなたはどうしますか?……本作はそういう重たいテーマを取り扱った作品です。 あらすじとしては……  長峰重樹は、死体で発見された一人娘を殺した犯人が二人の少年であるとの密告を受ける。    そのうちの一人の家に行くと、娘が被害に遭ったことを示す映像が。 …
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『ダイイング・アイ』(東野圭吾 /光文社文庫) :感想

 死の間際、自らを轢いた運転手を恨みながらその目に焼き付けた岸中美菜絵。その夫・玲二は、加害者である雨村慎介を襲った後、自室で自殺を遂げる。頭を殴打されたものの、一命を取り留めた慎介は、自らが犯した交通事故の記憶が失われていることに気付く。  あの事故はいったいどのようなものだったのか-----モヤモヤ感を払拭するために、慎介…
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『幻夜』(東野圭吾 /集英社文庫) :感想

 本作は、『白夜行』の姉妹作ということでオススメをいただいていた作品ですが、確かに、雰囲気といい、登場人物といい、似ている部分がありました。  昨夜に一気読みして今日は非常に眠いですが(笑)、私にはそれだけの価値はありました。    物語は、阪神・淡路大震災の場面から始まります------  叔父から亡父の借…
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『さいえんす?』(東野圭吾 /文春文庫) :感想

 本作は、東野圭吾氏のエッセイ集です。ひとつのトピックについて、だいたい6ページくらいですので、時間のないときにでもツマミ読みできます。  いわゆるフツーのトピックもありますが、「おお、なるほど!」と思わせてくれるのは、やはり小説や執筆活動がらみの話ですね。  『科学技術はミステリを変えたか』という話は、なるほどなる…
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『片想い』(東野圭吾 /文春文庫) :感想

 アメフト部OBの同期会の後、西脇哲郎は10年ぶりに元女子マネージャーの美月に出会う。  そして、美月から衝撃的な告白を受けるのだった。 ---1つは、今、自分は「男」であるということ。 ---1つは、殺人を犯して逃げているということ。    もう一人の女子マネであり、今では哲郎の妻である理沙子は、美月…
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『天使の耳』(東野圭吾 /講談社文庫) :感想

 本作は、交通事件を集めた、全6編の短編集です。単行本版では「交通警察の夜」というタイトルでしたが、文庫版で改題になったようです。  本作を読むと、「安全運転しなければ!」という気持ちにさせられます。    また、「ルールは守らなければ!」と強く思うようになります。  っていうか、車に乗るのが怖くなりました。 …
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『サンタのおばさん』(東野圭吾・作、杉田 比呂美・絵) :感想

 東野圭吾が贈る、クリスマスストーリー。杉田比呂美さんの絵で彩られたハッピークリスマスな絵本です。  フィンランドのサンタ協会で開かれているサンタクロース会議。    アメリカサンタの後任として連れてこられたのは、何と女性でした。    女性のサンタ候補なんて前代未聞。  若くて眉が白くないじゃないか…
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『鳥人計画』(東野圭吾) :感想

 近所の書店では、「東野圭吾の大ジャンプのもととなった作品」というポップ付きで、お勧めコーナーに置かれていました。  そのポップの通り(?)、本作は、スキーのジャンプ競技を舞台とするミステリです。  ストーリーとしては……  日本ジャンプ界の第一人者である楡井が毒殺された。  楡井は毒入りカプセルを服用したと…
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『黒笑小説』(東野圭吾) :感想

 本作は、文字通り、ブラックな笑いが集められた短編集です。文学賞が欲しくてほしくてたまらないベテラン作家の苦悩や彼らのお守りをする編集者の苦痛等の出版業界をネタにした作品や、シモネタな発明品のお話等、通常の東野作品の「重さ」が全く感じられないものに仕上がっています。  ただ、文学界や出版界が「ドロドロ」していることはよくわかり…
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『嘘をもうひとつだけ』(東野圭吾) :感想

 本作は、冷静沈着で怜悧明晰な練馬署の加賀刑事が、容疑者にじっとりと食らいつき、じわじわと事件を解決していく短編集です。  表題作の「嘘をもうひとつだけ」の他、全5編が収められています。  物語は、事件の関係者や容疑者候補の視点から主に語られ、その元へ加賀刑事がやって来ることにより始まる、というパターンで展開していき…
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『聖女の救済』(東野圭吾 /文藝春秋) : 感想

子供を望む夫。子供を産めない妻。身篭ることが条件の結婚のタイムリミットは1年間-----。 リミットが近づいた頃、夫は別れを切り出し、妻は帰郷する。 そして、夫は毒殺体として発見される。 浮かび上がる容疑者は、妻と、自らの弟子であり、そして夫の愛人であった女。 妻は、夫の子を身篭る女を労わり、女に降りかかる容疑を…
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『探偵ガリレオ』(東野圭吾 / 文春文庫) : 感想

本作は、天才物理学者・湯川学が活躍するガリレオシリーズ第1作目。 以下の5編の短編が収められています。 第1章 : 燃える(もえる) 第2章 : 転写る(うつる) 第3章 : 壊死る(くさる) 第4章 : 爆ぜる(はぜる) 第5章 : 離脱る(ぬける) 一番印象的だったのは、第1…
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『白夜行』(東野圭吾) : 感想

19年前------質屋の店主・桐原洋介が廃ビルの中で刺殺された。そして、容疑者・西本文代も不慮の死を遂げる。 被害者の息子、亮司。 容疑者の娘、雪穂。 それぞれの道を成長する2人。 しかし、中学で、高校で、大学で、そしてその後も・・・・・・亮司の周りでは凄惨な事件が、また、雪穂の周りでは陰湿な事件が起こ…
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『ガリレオの苦悩』(東野圭吾) :感想

 本作は、「ガリレオ」こと湯川学が謎を解き明かす5つの短編集です。    私は、『容疑者Xの献身』から東野圭吾シリーズを読み始めたのですが、湯川のカッコよさにシビれていたので、湯川来たっっ!って感じで本作も一気に読み進めてしまいました。  心配していた(?)ドロドロ感はなく、全体として、切ないストーリーでした。 …
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『殺人の門』(東野圭吾) :感想

 一人の人間を、何十年も殺したいくらい憎んだことはありますか?  人を恨むというのは、とても体力と精神力が必要ですし、私は、両方とも欠けているのが幸いしたのか、恨み続けたということはありません。一瞬だけ、ムカっとすることはあっても、恨むというレベルまでいったことはないように思います。  主人公の「私」---田島和幸は…
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『夜明けの街で』(東野圭吾) : 感想

私は、不倫なんてする気力も勇気も根気もないです。 本作の主人公、妻子もちの渡部さんもそうでした。仲西秋葉と出会うまでは。 まさに、ラブストーリーは突然に。 (若い人は最早知らない歌なのでしょうか・・・) 秋葉と過ごす日々がキラキラしちゃってます。 何てことないいつもの街を歩くのだって、もう新鮮キラキ…
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『犯人のいない殺人の夜』(東野圭吾) : 感想

 手元にある『白夜行』。しかし、その分厚さに圧倒されて手を出す勇気がありません。  そんな私が浮気したのが本作です。  本作には、表題作の「犯人のいない殺人の夜」の他、7本の短編が詰まっています。    巻頭の「小さな故意の物語」は、狙いすぎ感のあるネーミングが逆に味があるなあと思いつつ、その切なさにちょっと…
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『怪笑小説』(東野圭吾/ 集英社文庫) :感想

 ドロドロしていない東野圭吾本はないのではというお話もいただき、『白夜行』もドロドロしていると聞いたため、その前に軽いの行っておこうかと思って手に取ったのが本書です。  「笑」の字が入っているので大丈夫かな?ということで。  大丈夫でした。よかった(笑)。  クスっと笑える系の短編集です。どっちかというとブ…
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『レイクサイド』 (東野圭吾/文藝春秋) : 感想

 何となく最近読み始めた東野圭吾本。  先日図書館に行ったときに、唯一置いてあった東野本が本作です。  なんか寂しそうだったので、借りてしまいました。  中学受験に否定的な主人公・俊介と、宗教じみて受験対応にハマっている妻の友人たち。  4家族が集まって受験勉強合宿て何だよ・・・・・・と読み進めると、…
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今更ながら、『手紙』(東野圭吾)を読んでみた。 :感想

今日読んだ本: 『手紙』 (東野圭吾 文春文庫) さあ、全く読まなかった東野圭吾氏の作品はこれで2作目。 今日の作品は、知人が、「重苦しくなる」と酷評していた『手紙』です。 ベストセラーが酷評されると読みたくなるヒネクレ者の私。 さて、読みました。 重苦しい・・・・・・。 強盗殺人…
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『容疑者Xの献身』(東野圭吾 /文春文庫) :感想

今日読んだ本:『容疑者Xの献身』(東野圭吾 文春文庫)   ベストセラー作家がベストセラーを続けているうちは読まないヒネクレ者なので、 これまで全く読んでこなかったのですが、友人が東野圭吾をケチョンケチョンにけなしていたので、 読む気になりました。ああ、ホントにヒネクレ者の私。  バツ2の奥様に惚れてるアパートの…
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