『鬼談百景』 (小野 不由美 /メディアファクトリー ) :感想

 読者投稿風の内容がまとめられた99の物語。  1つ1つはそこまで怖くないのですけどね………鳥肌は立っちゃいます。  怖い話が来るかもと身構えるからでしょうか……。  怪談は淡々と語られるとほんと怖いですよね。  一番ゾワッときたのは、『残穢』でも同じエピソードがあったんですけど、「ぶらんこ」の話です…
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『盗まれた顔』(羽田 圭介 /幻冬舎) :感想

 犯人の罪状も背景も知らず、顔だけで見つけて、捕まえる。 何百何千と覚えた顔写真を頼りに、夥しい人混みの街中で容疑者を見つけ出す「見当たり捜査」。  警視庁捜査共助課の白戸。  容疑者を狙い、追いかけてきた彼が、ある男の逮捕を境に追われる立場となる……  追う者、追われる者。  そこに浮かび上がる、死んだはず…
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『見てすぐできる!「結び方・しばり方」の早引き便利帳 』(青春出版社) :感想

 不器用だと自称する友人が、これはマジオススメと渡してきた本書。  いやこれを渡されてもどうしろと言うのかと思いつつも、目からウロコがポロポロと!  イヤホンコードが絡まない結び方、癖がつきにくい電源コードの結び方、水道ホースのかさばらずにまとまる結び方、かっこいいマフラーの結び方………から、いやもう何かしらの役に立つだ…
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『人質の朗読会』(小川 洋子 /中央公論新社) :感想

 序章のインパクトの反動で、本編の「朗読会」の1つ1つがゆっくりとズブリと突き刺さり、そこからジワジワと染み込んできて感情が薄く広く拡散するような感慨を受けました。  地球の裏側で起こった拉致事件の人質の8人。  長い人質生活の中で始まった朗読会。  観客は、人質の他、見張り役の犯人と、人質奪還作戦本部でヘッド…
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『ニンジャスレイヤー  ネオサイタマ炎上1』(ブラッドレー・ボンド /エンターブレイン ) :感想

 正しく間違ったニンジャの知識と憧れを煮詰めるとこのような素晴らしい作品になるッ!!  まともに受け止めてはダメ、「考えるな、感じろ」的な作品と思料。 さてさて。  本作の舞台となるは、秩序なきマッポーの世。  妻子をニンジャに殺され、自らも死の淵に立ったフジキド・ケンジに乗り移ったナラク・ニンジャの…
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『第三の時効』(横山 秀夫 /集英社文庫) :感想

F県捜査一課強行犯係を舞台にした連作短編集。 久しぶりに読み返しましたが、私にとっては珠玉と評価できる警察小説ですね。 いや、『この警察小説がすごい! ALL THE BEST』(宝島社)で見事第1位に選ばれたから言っているわけじゃないですよ(笑)? 表題作の『第三の時効』は、二重三重の仕掛けにアッと驚かされま…
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『カドカワキャラクターズ ノベルアクト2』(角川書店) :感想

 角川のキャラクター小説オムニバス第2弾。有川浩「図書館戦争」が特集されていたので手に取りました。  有川浩氏のインタビューの中で、児玉清さんが図書館戦争全巻、阪急電車、三匹のおっさんを持ってきて、サインを頼まれたことは絶対の自信になったとありましたが、それはわかりますわ~。  大感激ですよねえ。  児玉清さんがあ…
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『空飛ぶ広報室』(有川 浩 /幻冬舎) :感想

 突然の事故でブルーインパルスパイロットの夢を絶たれた新米広報官・空井と、報道記者を降ろされた新米テレビディレクター・稲葉リカ。  ああ、また有川甘ラブ成分濃厚かと思ったら、本作はかなり微糖に抑えられた硬派な内容でした。  自衛隊のことを少しでも知ってもらいたくて懸命に奔走する広報室を取材していく中で、少しずつ心…
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『直感力』(羽生 善治 /PHP新書) :感想

 将棋はひとつの場面で約80通りの可能性があり、それを瞬時に2つ3つに絞り、そして直感によってただ1つの手を選ぶ。  一手たりとも間違えることの許されない、最高峰の舞台で勝負する棋士たち。  手番の度に、数え切れない程の可能性の中から最善手を判断しなければならないわけで、その際に必要となるのが「直感力」。 …
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『歴史が面白くなる 東大のディープな日本史』 (相澤 理 /中経出版) :感想

 けっこう長い期間、売れ筋ランキングの上位に付けていた本書。  授業の話かと思ったら、試験問題でした。  こういう本のターゲットはどういう読者層なのですかねえ。  何となくの好奇心だけでは買おうとは思わないでしょうし……立ち読みで済まされてしまいそうな気もします。  (でも、東大日本史問題の面白さを世に広めた…
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『相方  ビートたけしとの幸福』(ビートきよし /東邦出版) :感想

 ビートきよしが語る、相方「ビートたけし」像。  本書を読んで一番驚いたのは、「ツービート」が解散していなかったこと!  たけしへの愛と相方であることの誇りを感じましたし、たけしのきよしへの深い思いもジワッと伝わってきます。  こういうタレント本って、そりゃお互いにとってプラスになるように出されるん…
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『シルバー川柳』(社団法人全国有料老人ホーム協会 /ポプラ社) :感想

「誕生日 ローソク吹いて 立ちくらみ」  表紙の句からして、「あー、わかるわ(笑)」ってなってしまいました。 「孫の声 二人受話器に 頬を寄せ」  これは微笑ましい!  子どもたちを実家に連れて行かないといかんなあと思いました。 「定年だ 今日から黒を 黒と言う」 …
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『ルパン、最後の恋』(モーリス・ルブラン /早川書房) :感想

あの「アルセーヌ・ルパン」シリーズ幻の一冊。モーリス・ルブランの遺作がついに日本でも登場しました。 子どもの頃、食いつくように読んだなあ。 そんなことを思い出しながら、読み進めました。 ヒロインは、レルヌ大公の娘、コラ。 彼女の周りには彼女を支える4人の紳士、「四銃士」がおり、その中の一人が・・・・・…
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『体育館の殺人』(青崎 有吾 /東京創元社) :感想

 密室の体育館で起こった殺人の謎を、一癖もふた癖もある高校生が解き明かす本格派学園ミステリです。  探偵役が変人で、集めた証拠をもとに推理し、最後は関係者全員を集めて推理を披露し、そしてその場にいる犯人を論理的に追い詰める、という、王道中の王道の展開。  体育館のような巨大なハコが密室というのも新鮮(?)です。 …
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『愛について、なお語るべきこと』(片山 恭一 /小学館) :感想

 近未来の世界で生き残った少年・オサムと言葉を話せない少女・ギギの物語と、失踪した息子を探しにタイに降り立った中年作家辻村とウァンと呼ばれる美女の物語。  平行世界のようであり、繋がっているようである2つの世界が交互に語られます。  読んでいると、愛って何なのだろうということを自問してしまいましたし(たぶんタイトルの…
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『憑物語』(西尾維新 /講談社) :感想

 『化物語』シリーズも遂に最終章突入。  卒業、進学を前にいろいろなことを整理しようとしていた阿良々木暦に起こった突然の変異。  更なる吸血鬼化を止める手段は、吸血鬼としての力を使わないこと。  ・・・・・・ってことはすなわち、吸血鬼の力を使わずには済ませられない大事件が起きますよフラグが立つ展開(笑)。 …
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『白ゆき姫殺人事件』(湊 かなえ /集英社) :感想

 同僚の悪意、ご近所の悪意、週刊誌の悪意、ネットの悪意……。  殺された職場の同僚の話を知人に電話で話すところから始まる本作。  最初の頃は素晴らしい先輩を殺された無念さを嘆くエピソードから始まるのですが、そこからの展開がヒドい。  興味本意で始まる犯人探しと魔女狩り。  乾燥した草原に火を放つが…
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『李陵・山月記』(中島 敦 /ハルキ文庫 280円文庫) :感想

 33歳の若さでこの世を去った中島敦。  残した作品は少ないですが、私は何度も読み返しました。  好きな作品が文庫で税込280円で買える喜び。  エラいぞ角川(笑)。  新仮名遣いに改められているので、文のリズムに違和感を覚えつつも、私自身の若かりし頃を思い出しつつ、読み返しました。  …
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『親子で楽しむ わくわく数の世界の大冒険』(桜井 進 /日本図書センター ) :感想

最初の数当てマジック。 電卓を使ったこの遊びは大人でも驚きますからねえ。 12345679に秘密の数字を掛けてもらい、続いて9をかけてもらう。 そうすると9桁とも同じ数……秘密の数字が並ぶのです!!! 2つ目は誕生日を当てる数のマジック。 ここまでで子どものハートはガッチリつかめるでしょう。 うちの…
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『珈琲店タレーランの事件簿   また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』 (岡崎 琢磨 /宝島社文庫)

 「良いコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い」  シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール  ネーミングと表紙の雰囲気からして『ビブリア古書堂の事件手帖』を意識しているとしか思えない本書。  美人店主の切間美星が、客のアオヤマさんに蘊蓄を披露しつつ…
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『スケッチトラベル』(飛鳥新社) :感想

 世界中を旅したスケッチブック。各国のイラストレーターや画家が絵を描き、手渡していく。  それだけでもロマンのある話ですが、イラストが秀逸。  私にそれを伝える表現力がないのがもどかしい・・・・・・。  パラパラめくりはじめたら時間がサァーッと流れてしまう感じですね。  気づいたら全部見てました。…
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『脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち』 (スラヴォミール ラウイッツ /ヴィレッジブックス)

 シベリアの強制収容所からインドまでの生き地獄のような脱出記。 戻るも地獄、進むも地獄。ただ、インドを目指して-----------    ポーランド陸軍騎兵隊の一員であった著者。  事実無根のスパイ容疑で逮捕され、一方的な裁判を経て、数千キロ離れたシベリアで25年の強制労働という判決がくだされます。  人間扱い…
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『陽だまりの彼女』(越谷 オサム /新潮文庫) :感想

 浩介と真緒。  中学校の同級生のふたりは、職場の取引先という関係で偶然再会する。  そして、そこから始まる恋----------  これだけだと、ベッタベタのラブストーリーのようで・・・・・・・、そして確かに序盤はベッタべタなのですが、後半に進むにつれて、浩介も、そして読者も違和感を強く覚えていくことになります。 …
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『凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩』 (皆川 典久 /洋泉社) :感想

 東京は谷の町。    谷が付く地名はとても多いですよね。  渋谷、四谷、世田谷、日比谷……いくらでもあります。  谷が多いからこそ見える眺望や、谷間ならではの風景があります。  本書は、東京都心の「スリバチ地形」を楽しむ本です。  地図大好きのワタクシは、当然(?)、地形図や断面…
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『カラー版 世界の四大花園を行く ― 砂漠が生み出す奇跡』(野村 哲也 /中央公論新社):感想

荒涼とした死の世界に突如として現れる大花園。 圧巻……。 写真でも圧巻。 実際に見たらどれほどのことだろう……。 花園を作り上げる要因は土地によってさまざま。 ペルーの西岸砂漠に数年に一度奇跡を起こすのは、ガルーアと呼ばれる海からの霧。 それがこんな風景を……。 続く南ア…
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『この甲斐性なし! と言われるとツラい 日本語は悪態・罵倒語が面白い』 (長野 伸江 /光文社新書)

 罵倒語っていろいろな使われ方がありますよねえ。  たとえば、バカヤロー!って言葉の持つ意味は、単なる罵倒だけではないですよね。  親愛の情を示す場合もあれば、悲しみを表す場合もありますし、また、時代や地域によっても違いがあります。  本書は、悪態・罵倒表現の歴史や語源や使われ方などのウンチクについて、時代…
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『光圀伝』(冲方 丁 /角川書店) :感想

 ブワッと総毛立つような感慨を受ける、義に生きた武士の生涯の物語でした。  テレビドラマの影響で好々爺のイメージが強い水戸光圀ですが、本作で受ける印象は鮮烈な凜気をほとばしらせる文武両道の美丈夫。  もちろん、水戸黄門のイメージとのギャップを狙った部分があるのはあると思いますがとても新鮮です。  そりゃあれ…
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『日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―』(白井 明大 /東邦出版) :感想

 日本の季節。季節には、春夏秋冬の他に、二十四等分した二十四節気と、七十二等分した七十二候という細やかな分類がなされてきました。  「節気」ごとのイラストと説明、「候」ごとの、候のことば、旬の野菜、旬の魚介、旬の兆し、旬の行事の説明とイラストがあったかい感じです。  (※下の方に、記載例としてAmazonから引用…
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『パンケーキをたべるサイなんていない?』(アンナ・ケンプ /BL出版) :感想

ママもパパも、わたしの話を聞いてくれない!!! ほら!!! 大変だよ!!! 紫のサイがそこにいるじゃない!! なんで聞いてくれないのぉぉ~~!!! ----って、デイジーの悲鳴ではじまるこのお話(笑)。 パパとママが話を聞いてくれないので、デイジーはサイととても仲良くなっちゃいました。 でも、このサイ、…
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『浜村渚の計算ノート』 (青柳 碧人 /講談社文庫) :感想

 義務教育における数学の地位向上を狙い、国民を人質に取ったテロ集団、「黒い三角定規」。  彼らによる連続殺人を止めるため、警視庁に呼ばれたのは数学好きの中学二年生、浜村渚。  渚は、黒い三角定規の野望を阻む解を導けるのか?! ……という物語です。  設定はムチャクチャですが、この突拍子のなさが数学者のムチャク…
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『もののけ本所深川事件帖 オサキ婚活する』 (高橋 由太 /宝島社文庫) :感想

去年の夏に買った際、訳あって未読のまま知人に貸した本書がようやく戻ってきました。 喜びのあまり(?)、一気読みです。 シリーズ第3作目の本書では、婚期を逃した女たちが失踪するという騒動を軸として物語が進みます。 本所深川は古道具屋の手代の周吉は、妖狐に憑かれるオサキモチ。 主人の娘、お琴も深川小町…
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『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011』 (文春文庫)

 インタビュー集が一冊の本になってしまう作家ってそうはいないと思うんですよね。  どこかで何度も読んだような気がするインタビュー集に税込840円も払わされて、それでも満足できる・・・・・・村上春樹は私にとってそんな作家です。  本書は1997年から2009年までのインタビュー集を文庫化する際に、2011年のバルセロナ…
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『こめぐら(倉知淳作品集)』(倉知 淳 /東京創元社) :感想

 倉知淳のノンシリーズ作品の短編集。  最近、東川篤哉の『謎ディナ』のおかげで脚光を浴びている(?)ユーモアミステリーですが、東川氏ブレイク前は、私は倉知淳がその第一人者と思っていました。  そして、今も。  (異論はいくらでも認めます(笑))  脱力する内容とオチには、肩こりを解きほぐす効果が満点!  本格…
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『ビアンカ・オーバースタディ』 (筒井 康隆 /星海社FICTIONS) :感想

 文学界の巨匠、筒井康隆。77歳のオジサマが「ハルヒ」の絵師と組んでライトノベルを出すとは……。この表紙は77歳の本ではない!  ぶっ飛び方が流石すぎる筒井康隆。  この柔軟性は神。  読む前から驚愕の本書。  最初のページをめくって現れる目次。  見開きのカラーの女の子(ビアンカ)の絵にも…
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『最果てアーケード』(小川 洋子 /講談社) :感想

 一言で言うと、大人向けじんわりハートフルストーリー風連作短編集。  小さなアーケードに集まる、小さな商店たち。    訪れる人々が買い求めるのは、懐かしい思い出。  「私」の住むアーケードでは、優しく柔らかい時間が流れます。  少し幻想的な雰囲気を混ぜ込むことで、別世界でのお話のようなイメージも作り出…
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『ドイツ菓子大全』(柴田書店) :感想

 様々なドイツ菓子の写真とレシピが満載の本書。  日本人が思い浮かべるドイツ菓子とは何か。  ケーゼクーヘン?  ザッハトルテ?  プレッツェル?  シュヴァルツヴァイス?    やはり日本人にはバウムクーヘンでしょう!!  バウムクーヘンだけでこんなに種類があるんですねー、実際にはもっと…
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『悩むが花』(伊集院 静 /文藝春秋) :感想

「週刊文春」連載の読者相談コラムをまとめた本書。 読者の相談に伊集院センセがズバズバ答えていきます。 ノリは西原理恵子氏の『生きる悪知恵』に似てますね。 まあ、あの二人は似てる(?)から回答の芸風も似るのかも。 投稿してきている人たちは斬って捨ててほしいというより、背中を押してほしいんだろなあと思います。…
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『世にも奇妙な人体実験の歴史』(トレヴァー・ノートン /文藝春秋) :感想

 マッドサイエンティストの世界へようこそ…  自分に病原菌を射ってみたりとか、ゲテモノを食べてみたりとか……えげつない話ばかりなので、例示するのもためらわれますが・・・・・・  たとえば、コレラ菌を飲み込んだりとか、性病患者の膿を自らに塗りつけたりとか、炭疽菌のスゴサを自分で試してみたりとか、ニトログリセリンを舐めたりとか、…
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『話虫干』(小路 幸也 /筑摩書房) :感想

 虫干ならぬ、「話虫干」。  ざっくり言うと、話虫によって変えられてしまった、夏目漱石「こころ」の世界を元に戻そうとするストーリーです。  「こころ」の世界に入り込み、まずは話虫が誰なのかを突き止めなくては!!  しかし、オリジナルの『こころ』って、結構重たい話じゃないですか。  それを元に戻すという…
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『清須会議』(三谷 幸喜 /幻冬舎) :感想

 最初から最後まで面白かったです。ドタバタ劇として映画化されそうですねえ(笑)、原作・脚本 三谷幸喜で。    信長亡き後の後継者を決める清須会議---------  明智を破った功労者である羽柴秀吉、織田家筆頭家老の柴田勝家、宿老の丹羽長秀、信長の妹のお市、信長の次男である信雄、三男の信孝………各人の思惑が交錯す…
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『反ポピュリズム論』(渡邉 恒雄 /新潮新書) :感想

 ナベツネが憂う日本の現状の問題点。  マスコミが作り上げたイメージが強烈なナベツネさん。  まあ、ホントにあのまんまな気もするんですが、本書に書いてあるナベツネの考え方には共感、感心できるものも結構ありました。  あんたがいうな、ってところも少々ありましたが。いや、かなりあった(笑)。  ナ…
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『桑田佳祐言の葉大全集 やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん』(桑田佳祐 /新潮社) :感想

 サザンを、桑田佳祐を愛する者として、私はとにかく本書を待ちわびていました。  桑田氏ソロ名義の歌詩を集め、そこに当時の桑田氏の思いとかがエッセイで添え書きされてるんですけど、私も当時のことを思い出しちゃうんですよ。  これは勉強しながらずっと聞いてたなあとか、バイト先で流れてたなあとか、カラオケで歌ったなあとか、初…
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『“東大・京大式”頭がよくなるパズル』 (東田 大志/ 文春新書) :感想

 東大・京大のパズル研が作ったパズルを集めた本書。   難解すぎないのが、パズル慣れしていない私にとってはイイ感じ。  うちの息子(小学生)でもいくつか解けました。  解けたので調子に乗る我が子・・・・・・かぶりつくように解いていましたが、できない問題が増えてきたら辛くなってきたようです(笑)。  数字の…
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『ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~』 (三上 延 /メディアワークス文庫):感想

古書と人とを繋ぐ物語、第3巻。 本に込められた想いを、穏やかに、しかし容赦なく読み解く栞子さん。 ロバート・F・ヤングの「たんぽぽ娘」は読んだことがなかったのですが、「読みたいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」って気持ちになりました。 さっそく買いに行こう・・・・・・って、売ってないのか・・・・。 図書館にも・…
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『悲鳴伝』(西尾 維新 /講談社) :感想

彼の名は空々空。どこにでもいない十三歳の少年。風変わりな少女、剣藤犬个が現れたとき、日常かもしれなかった彼の何かは終わりを告げた。ひどく壮大で、余轍もなく荒唐無稽で、しかし意外とよく聞く物語は、そんな終わりを合図に幕を開ける。人類を救うために巨悪に立ち向かう英雄は、果たして死ぬまで戦うことができるのか!?―。 <講談社ノベルスホ…
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『プライベートフィクション』(真梨 幸子 /講談社) :感想

 どこまでも続く、ドロリとした悪意と負の連鎖。  老若男女を問わず、人間のイヤなところをくり抜いて描き出してくれている短編集です。  ホラーな怖さではなくて、悪意の怖さを感じますが、本書は怖すぎることもなく、各話のオチにはニヤリとさせられたりもします。  怖がりの私でもオーケーでした。  間一髪、騙されな…
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『紙の月』(角田 光代 /角川書店) :感想

 一億円を横領した銀行員、梅澤梨花。  彼女は今、タイにいる。  逃げ切りか、破滅か。  彼女は何を願うのか---------------   ……という感じの展開です。  彼女はなぜそんなことをしでかしたのか。  彼女はどんな女なのか。  梅澤梨花の姿が、彼女自身や彼女の旧友…
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『植物はすごい - 生き残りをかけたしくみと工夫』(田中 修 /中公新書) :感想

 植物たちの「すごさ」を集めた本書。  身の回りでフツーに生えていたり、我々が食べていたりする植物たちがこれほどまでにスゴかったのか!という再発見本です。  成長力のすごさ、病気や捕食から身を守る防衛手段の多彩さ、逆境への強さ………何気なーく見ている植物たちが、SUGEEEEEEE!!!!!って見えてきます(笑)。 …
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『政治の修羅場』(鈴木 宗男 /文春新書) :感想

 鈴木宗男氏が語る、政治家と思い出話の本です。    田中角栄氏、秘書として仕えた中川一郎氏、金丸信氏、小沢一郎氏、プーチン氏、そして、田中眞紀子氏と小泉純一郎氏。  鈴木氏も言っていますが、強い目標・信念を持ち、覚悟ある政治家が減ったという嘆き。  今の若いもんは……と嘆くのと似ているっちゃ似ていますが、国…
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『冥土めぐり』(鹿島田 真希 /河出書房新社) :感想

 今年度上半期の芥川賞受賞作。  脳に障害を持つ夫、太一と暮らす奈津子。  奈津子を惹きつけたホテルのポスター。  奈津子は、幼い頃に訪れたそのホテルへの旅を計画する。  そこは、母と弟が執着した裕福な過去の結晶のようなところ。  夫とめぐる過去への旅は---------------------…
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