『武士道セブンティーン』(誉田哲也 / 文春文庫) :感想

 このシリーズは、誉田哲也さんの他の作品と比べると、相当雰囲気ちがいますよね~。
 ホラーサスペンス系から入った私にはかなり新鮮です。



さて、本書では、高校2年に進級した二人の成長を描きます。


 福岡・福岡南の早苗と、神奈川・東松学園の香織。


 転校により離れ離れになった二人の剣士。


 そして、インターハイ会場での再会。

 そこからまた2人の仲が深まるのが……私、こういうクサい話は大好きです(笑)。



 『シックスティーン』では香織がウジウジ悩んでいましたが、本書では早苗の番のようで。

 遠く離れてみて初めて相手のことが理解できたりとか、共感できるようになるとか……そういうもんなんですよねえ、懐かしいです(遠い目)。


 2人の目指す武士道は併走していない。
 
 でも、つながっている。

 それを感じたときの心強さはいかばかりのものか……うんうん、青春青春。

 私にとって、『セブンティーン』の読みどころはその辺にありましたねえ。


 登場人物の成長を感じることができるのが(特に香織(笑))、シリーズものの楽しみの一つです!!




さてさて、サブキャラについて。

 癒し系で魔性系の河合さんの出番があったのは嬉しかったですが、岡巧の出番はほとんどなく。

 岡巧は、最初の頃は存在感をだしかけていたのですが、このままフェイドアウトですかねえ。

 『エイティーン』でうまく出してまとめてくれていると嬉しかったりしますが・・・・・・ツカミの一つに過ぎないキャラなのかなあ。


 また、香織にとって倒すべき敵の一人、黒岩レナ。なんと早苗のチームメートでありました。

 クールな剣道マシーン系のキャラで、ある意味、香織の対極ですね。

 早苗の武士道に触れ、彼女がどう変わるのかも楽しみです。





 香織の因縁の相手も登場し、役者は出揃いました。

 これからクライマックスへ突入!


 さあ、次は、決戦の『エイティーン』です。

 最高のエンドを期待します!




武士道セブンティーン (文春文庫)
文藝春秋
2011-02-10
誉田 哲也


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