『リボンの騎士』(手塚治虫 /講談社漫画文庫・全2巻) :感想

 天使のいたずらで、男の子の心と女の子の心を併せ持って生まれてしまった女の子・サファイア。

 彼女は、王位簒奪を狙う重臣を抑えこむため、王子として育てられます。


 明るく颯爽とした外面に秘められた、男装しなければならないことへの苦悩。

 女の子としての生活への憧れ。

 そして隣国の王子への恋心。


 父王の死、城からの追放、想い人からの疑念を乗り越え、苦難に颯爽と立ち向かっていきます。



 展開は結構急な感じですし、15年も女だとバレなかったりするのも無理があるように思いましたが(笑)、それはいい年こいたヒネクレ大人ゆえの感想。

 少年少女が読んだらスピーディな展開にワクワクもんだと思います。


 本作もそうですが、手塚先生の作品はホント読みやすいですねえ。

 手塚作品はいろいろ読んできましたが、本作は少女向けということでこれまで読んでいなかったのです。

 おっさんが読んでも面白かったです。とても楽しめました。

 
 手塚作品を読むと昔を思い出すので、懐旧の情が加算されて更に評価がアップされる傾向はあるかもしれませんが(笑)。


 子供のときに読んでいたら、もっとワクワクできたんだろなと思います。

 サファイアの強さと可愛らしさが堪能できた本作。

 手塚作品の力を改めて感じられましたねえ。



リボンの騎士(1) (講談社漫画文庫)
講談社
手塚 治虫


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