『ぼくんち』(西原理恵子 /角川文庫・全三巻) :感想

 海と山しかない、何も無い町で暮らす一太と二太、かの子の三姉弟。毎日を生き抜くだけで精一杯の町で、二太はいつも笑顔で暮らしている。「ぼくんち」だった家に戻ることを夢見て。

 
 家がなくなっちゃったって、生きていける。

 店がなくなっちゃったって、外で作ればいい。

 町の人たちはものすごいバイタリティで生き抜いています。



 それは一太と二太も同じ。
 
 一太は二太が笑って暮らせるように、働いて、カネを作って。
 
 姉ちゃんは母ちゃんが作った借金を返すために働いて。

 
 西原さんは育った土地をモデルにした作品だそうですが、こんなサバイバルな日々を送っていたのでしょうか・・・・・・。

 この環境で生き抜けたから、『鳥頭紀行』での強烈な海外ロケも楽勝(?)で耐えられたのでしょうね。



 幸せってなんだろう、って考えさせられます。


 いつか「ぼくんち」に帰る日を楽しみに。
 家族みんなで鍋を食べよう、と。

 そんな3人の物語。


 「こうゆう時は笑うんや。」

 二太の笑顔に癒されました。


 強く生きなきゃな、と思わせられた作品でした。



ぼくんち 上 (角川文庫 さ 36-10)
角川グループパブリッシング
西原 理恵子


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