『ゆんぼくん』(西原理恵子 /角川文庫) :感想

 本作は、ゆんぼくんとかあちゃんの、ほのぼのな日常物語。20年以上前に出版された作品ですから、まだりえぞうさんは鉄火場で剥ぎ取られていた頃のはず。

 ギラギラ、ギリギリの勝負に明け暮れていた頃に、こんなほのぼの作品を描けるとは・・・・・・。


 友達思いでかあちゃん思いのゆんぼくん。

 ゆんぼくんを優しく包み込むかあちゃん。 


 優しい親子に愉快な友人たち。

 
 いわゆるサイバラ節のような毒のある会話は出てきませんよ(笑)。

 優しくてほのぼのとした、それでいて楽しい会話が心に染み込んできます。


 ニコニコ微笑んでいるゆんぼとかーちゃんの会話。


 「かーちゃんは、昔どんな子供だったの」

 「かーちゃんはかーちゃんだったよ」

 「じゃあ、かあちゃんは大きくなったら何になりたかった?」

 「かーちゃん」


 ・・・・・・って、シンプルな線で描かれた味のある絵で(手抜きではないはず)、ゆんぼとかーちゃんがニコニコしながらお話しているのがほのぼの幸せそうで。


 サイバラさんの描く、とても温かい物語。

 寒い日もあったまれますよ。
 


ものがたり ゆんぼくん 1 (角川文庫 さ 36-13)
角川グループパブリッシング
西原 理恵子


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