『無花果とムーン』(桜庭 一樹 /角川書店) :感想

 突如この世を去った兄・奈落と、兄をとても慕っていた月夜。  目の前で起こった突然の死を、月夜は受け入れることができない。  周りの気遣いすら疎ましく、月夜の心は奈落にのみ向かう。  不自由な生き方をしてきたからこそ曲げられないものがあり。  それが月夜を追い詰め、奈落への想いをさらに苦しいものとさせていく。 …
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