『オツな日本語』(金田一 秀穂 /日本文芸社) :感想

 日本語大好きな私はこういう本が出ると真っ先に飛びついてしまいます。
 
 春夏秋冬、季節の言葉。
 
 むかしの言葉、そしてこの頃の言葉。


 わかっているようで勘違いしているのに気づいたり、ナルホドと目から鱗が落ちたりの本でした。


 言わればそうなんですけど、濁点の持つ働きは独特ですよね。

 音が意味に通じるというのは、おもしろいです。

 濁点がつくとたいていはマイナスイメージのものに変わりますよね。

 しとしと   ⇒   じとじと

 しっとり   ⇒   じっとり

……って、全然違いますよね。

 また、食べられないカニのエラは、「ガニ」というらしいですが、確かにマズそうです(笑)。


 流れに棹さす、は確かに誤用されがちですよね。

 棹が邪魔しているような趣旨での使い方がされていそうです。

 「なおざり」と「おざなり」の使い分けは正直自信ないです。

 読み終わった今でも、あれ、どっちだったっけ?って感じで…・・・(笑)。


 季節を表す日本語は柔らかい言葉が多くて大好きなんですよね。

 季節感ある言葉は最高ですわ。



 金田一氏のエッセイ風解説なので、堅苦しさはないです。

 言語の本ですが、柔らかい感じです。


 日本語の良さを改めて実感できる一冊だったと思います。






オツな日本語
日本文芸社
金田一 秀穂


Amazonアソシエイト by オツな日本語 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


この記事へのトラックバック