『空飛ぶ広報室』(有川 浩 /幻冬舎) :感想

 突然の事故でブルーインパルスパイロットの夢を絶たれた新米広報官・空井と、報道記者を降ろされた新米テレビディレクター・稲葉リカ。


 ああ、また有川甘ラブ成分濃厚かと思ったら、本作はかなり微糖に抑えられた硬派な内容でした。



 自衛隊のことを少しでも知ってもらいたくて懸命に奔走する広報室を取材していく中で、少しずつ心を開くリカ。


 自衛隊を敵視せんばかりであった彼女も、隊員も「人」であることに気づいていきます。



 また、最初の頃のリカは多くの国民が感じているであろう疑問や感情を口にし、態度にも表していたのですが、その1つ1つが解きほぐされていく中で、読者も航空自衛隊への理解が深まるという寸法。


 テレビで目にする空自機がどのような苦労を経て、映像として送り出されているかもよくわかりました。



 震災の際の自衛隊の活躍ぶりも思い出させられましたし・・・・・・。

 震災の辛さも思い出しましたが、でもあれは忘れてはならないものですものね。



 本作は、航空自衛隊広報室が有川浩に取材しませんかと持ちかけたところからスタートしたそうですが、出せば売れる作家であり、自衛隊への愛が深い有川浩に目を付けたのは正解と思料。

 
 無条件に肯定も否定もされるものではない微妙な立ち位置にある、自衛隊というものの存在についても考えさせられる作品でした。




空飛ぶ広報室
幻冬舎
有川 浩


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この記事へのコメント

2012年11月14日 08:10
こんにちは

国民に愛される自衛隊
国土を守ってくれる
大切な人たちなんだよね
でも
軍隊の宿命は
いつだって
政治家の玩具にされる
哀しさもあるね
2012年11月14日 22:21
無門さん、こんばんは。
コメントいただきましてありがとうございます。

ほんとですよね。とてもむずかしい立ち位置にいると思います。いつの時代も。

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