『世界よ踊れ―歌って蹴って!28ヶ国珍遊日記 アジア・中東・欧州・南米篇』 (幻冬舎文庫):感想

 28ヶ国515日のバックパッカー一人旅の記録。

 キレイな観光地巡りではない、その国のリアルを巡る旅。


 著者のナオト・インティライミ氏は、かつて柏レイソルのジュニアユースチームにも所属していたこともあるサッカー小僧であり、ミュージシャン。


 現地の人と仲良くなって(仲良くなりすぎでしょwww)、親切にふれて、騙されて。

 情報を集めて歌って交渉して情報を集めて交渉して歌って交渉して交渉して逃げて情報を集めて交渉して交渉して……・・・・・・

 こういう旅は情報集めと交渉がメインになりますよね。


 地元民たちとの駆け引きが、読んでて最高でした。


 バイタリティとポジティブさ。

 やっぱこの2つがあればどこでも生きていけるよな~。


 自分じゃ無理だな~。


 私なんか欧米の観光地でもビビってたし、アジア・中東・アフリカをバックパッカーする力はないですねえ…だからこそ憧れてしまうんですこういう旅。

 

 読んでて一番スゲーと思ったのは、PLOのアラファト議長の前で歌を歌って、話までしてたこと。


 ナニソレ(笑)。

 ありえんでしょ・・・・・・アラファト議長ですよ(笑)?


 こういう強さは私には皆無なので憧れます。



 あとオモシロかったのは、手練れの地元民の騙しテクニック。


 お人好しでお金持ちな日本人は常にかっこうのカモ。

 そのため……

 「ニホンジンデスカ~?」

 「イイホテルアルヨ~?」

と、親しみを込めて接近してきます。


 騙されないためには相手をしないこと。


 なおと氏も、徹底的に無視していたそうですが……


 そこに放たれた一言。


 「ナンカ、オチタヨ!」


 ・・・・・・つい振り向いてしまったとか。


 そして目が合い、ニタアと微笑まれたとか。

 やられてしまいました(笑)。


 いやホント、人間の心理を突いた見事な戦術だと思います。

 警戒心でいっぱいのところで、「ナンカオチタヨ!」って言われたら、そこで振り向かない方が難しいでしょう。

 まあ、そんな出会いも旅の醍醐味?!


 そんな生活を一年半もしていると、帰国してから、買い物するときなどで誰も騙してこないのが物足りなく感じでしまっていたとか(笑)。



 現地の生活そのものを味わい尽くす旅。


 なおと氏のポジティブさあってこそなのかもしれませんが、最高に楽しそう。

 
 学生時代にもっと旅しておけばよかったと、心から後悔してしまいました(笑)。






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この記事へのコメント

2011年09月17日 22:29
10年以上前、貧乏旅行で行ったバリ島で、
「ナンカオチタョ」「アシアトオチタ」という
フレーズが流行っていました。
「ナンカオチタョ」「足跡落ちたね」
先手を打ったつもりが、返ってきたのは
「コイニオチタ」…巧いっ(笑)
もちろん恋には落ちませんでしたが、
懐かしい旅の記憶です。
2011年09月19日 12:19
タナカ*フェ さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
おおお、地球規模で使われている話法なのですねえ。

「コイニオチタ」!!!!
これはすごいですね、地球規模の漫才と化しています(笑)。

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