『二人の距離の概算』(米澤穂信 /角川書店) :感想

 本作は、「古典部」シリーズ第5弾。奉太郎たちが高校2年生に進級し、古典部に新人・大日向友子が仮入部したことから物語が始まります。

 
 しかし、その新入部員も本入部を目前として退部することに! 奉太郎は、タイムリミットであるマラソン大会の20kmの道のりをゴールするまでに、その心変わりの真相を推理していきます。
 
 自分のせいで退部してしまったと心を痛める千反田える。
 
 走行中に、古典部メンバーから話を聞き、断片的な情報から推理する奉太郎。

 奉太郎が辿りついた真実とは-----


 回想シーンで、奉太郎の家でのえるとの思わせぶりなやり取りが出てきたり、大日向は「仲がよい」ことが好きだったり、また、大日向から麻耶花と里志の関係についての話が出たりしていたので・・・・・私は退部の理由についてズレた推理をしてしまっていました。

 作者もそういう誤解をさせるようにネタを散りばめたのかなあ、と思ってみたり。



 ミステリ度は本作も低いように思いますが、2年生になった古典部メンバーたちの成長や関係の進展については興味深く、青春ミステリとしていい感じの作品だと思っています。

 タイトルからも、奉太郎とえるの「二人の距離」についても、いろいろ思い巡らせてしまいました。

 本シリーズもゴールが近づいてきた感がありますね~。


○ 「古典部」シリーズ

第1作 『氷菓』 
http://kemochime.at.webry.info/201101/article_36.html

第2作 『愚者のエンドロール』
http://kemochime.at.webry.info/201102/article_2.html

第3作 『クドリャフカの順番』
http://kemochime.at.webry.info/201102/article_12.html

第4作 『遠まわりする雛』
http://kemochime.at.webry.info/201102/article_31.html



ふたりの距離の概算
角川書店(角川グループパブリッシング)
米澤 穂信


Amazonアソシエイト by ふたりの距離の概算 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 29

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

2011年10月01日 01:46
こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
2011年10月01日 08:07
藍色さん、おはようございます。
ご訪問ありがとうございます。
トラックバックどうぞどうぞ(って、いまだによく仕組みがわかっていないのですが)。
私も訪問させていただきます。
2011年10月15日 01:30
トラックバックが未到着でした。
お手数ですが再送付してくださいますか。
2011年10月15日 08:05
藍色さん、おはようございます。
やってみました。変なことになっていなければいいのですが・・・。

この記事へのトラックバック

  • 「ふたりの距離の概算」米澤穂信

    Excerpt: 春を迎え、奉太郎たち古典部に新入生・大日向友子が仮入部することに。だが彼女は本入部直前、急に辞めると告げてきた。入部締切日のマラソン大会で、奉太郎は長距離を走りながら新入生の心変わりの真相を推理..... Weblog: 粋な提案 racked: 2011-10-01 01:12