『白馬山荘殺人事件』(東野圭吾 /光文社文庫) :感想

 密室、館、暗号、探偵、真相披露……古くから推理小説の世界で使われている、言わば王道で構成された作品です。


あらすじとしては・・・・・・

 白馬のペンション、「まざあぐうす」で兄を失ったナオコ。一年後、兄の死の真相を探るため、ナオコはマコトとともにまざあぐうすに泊まることとした。

 各部屋の額に掛けられたマザーグースの一節。
 これらに秘められた謎を兄が追っていたことを知る。

 宿泊客たちは敵か、味方か。

 ナオコたちは暗号を解き、兄の死の真相に近づけるのか?

・・・・・・といったストーリーです。


 最後は、探偵役のナオコたちと警部による犯人当て推理のご開帳。

 関係者一同を集めて披露するシーンは王道中の王道です。

 追い詰められ、崩れ落ちる犯人。

 う~ん、定番のシーンです(笑)。


 今から20年以上前の作品になりますが、王道も書いておられたんですねえ。
 
 暗号も凝ってます。私だったら絶対解けないなあ。凝りすぎ?
 
 いわゆる本格推理作家を目指して取り組んでいた時期の作品ということでしょうかね。


 ただ、東野氏にしては王道すぎて、今の作品と比べると地味と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)。


 定番な展開ですが、最後に一ひねりありますので、最後まで楽しめるかと。
 
 今のような状況下で「殺人事件モノ」を読むと気分が暗くなるかな、と思いましたが、定番な展開だったせいか、特段重くなったりはしませんでした~。一日も早く東北に、日本に、元気が戻りますように!


 本作の後、東野氏は『名探偵の掟』(http://kemochime.at.webry.info/201102/article_3.html)などで定番トリックを巡る苦悩について書いたりしておられます。

 改めて初期作品から辿っていくと変遷も楽しめますよね。

 次に読むのも初期作品にしましょうかねえ。




白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)
光文社
東野 圭吾


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この記事へのコメント

2011年04月03日 08:00
毎度のことですが、東野さんのこの本も、10年くらい前に読んでいます。
…が、ストーリーも結末も思い出せません。
十分に楽しめた記憶はあります。
まさに王道の『館』ものでしたね。
2011年04月03日 09:24
おはようございます!!

王道ですか!!

推理小説は最近読んでいないので
探して読んでみたいと思います。
2011年04月03日 13:36
確かに王道ですね。でも、今とカラーが違いますね。

友人も仙台の商店街の様子を教えてくれて、市内も若干ですが人が戻ってきたようです。生活するにも必死ですが、どこで一息つけさせてあげたいと思ってます。本を読むというのは、(内容にもよりますが)ゆっくりできるので、いいかも知れませんね。
2011年04月03日 20:04
かわいさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

かわいさんはいろいろ読まれていますよね~。
教えていただいた石持浅海さんは結構読みました。
テイストが自分好みだったようです。
またいろいろ教えてください!
2011年04月03日 20:08
びぶさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

ある意味、最近のハヤリとは違いますが、「館」モノは定番中の定番ですよね。
本作は探偵が女子大生ですから、雰囲気は重苦しくないです。
お気軽に読めるかと思います。
2011年04月03日 20:20
たかじいさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
仙台市内は復興の兆しを見せているのですね!
少しずつでも元に戻っていく話を聞くとホッとします。

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