『鳥頭対談―何を言っても三歩で忘れる』 (群ようこ・西原理恵子 / 朝日文庫)

 本作は、軽妙で明るい文体のエッセイスト・群ようこさんと、毒舌・無頼・人情派の漫画家でありエッセイストでもある西原理恵子さんとの対談集です。


 しかし、この2人が集まったら・・・・・・こんな本になるのか(笑)。


 浪費の止まらない母親談義から始まり、男運の話やら小さい頃の話やら旅行の話やら・・・・・・何もかもぶっちゃけトークで破天荒。

 娘が大金を稼ぐようになると、母は浪費癖が付いてしまうものなのでしょうか?!?!
 30分で何百万もする着物を買ってきてしまったりするというのにも驚きですが、勝手に口座から2500万おろして不動産購入を決めてきてしまうっていったい・・・・・・(笑)。

 
 さすがすぎるトーク満載です。


 これだけのことが話せる人生を送ってきたからああいう作品たちを生み出せるのだよなあ、と感嘆しつつも、何より驚愕するのは、各章の扉のコスプレ写真です。

 特に、ベルバラみたいなのはいったい何なのか・・・。

 最後の方はもう怖いもの見たさというか見たくないというか。
 これぞプロ根性?!


 ところどころに入っている西原さんの漫画も面白いですね。
  

 本作は、もう10年以上前に出た本でして、今では売っていないようなので、中古で買うか図書館で借りるかしかないのかなと思いますが、各氏のファンの方なら絶対楽しめる本だと思います。
 両氏をご存じない方も、本作を見れば彼女たちのことが理解でき・・・・・・いや、変な先入観が生まれてしまいますかね?!?!まずは作品をご覧になられるのがいいのかもしれませんね(笑)。




鳥頭対談―何を言っても三歩で忘れる (朝日文庫)
朝日新聞社
群 ようこ


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この記事へのコメント

2010年12月05日 21:33
西原さんは、ちくろ幼稚園からの大ファンです。群さんとのセットは最強(?!)でしょうね。
感想ごもっともです^^西原さんの本は買ってしまいます。人生画力対決2もついつい、買ってしまいました。
2010年12月05日 22:05
たかじいさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

『ちくろ』からだなんて、デビュー作からじゃないですか(笑)。コアなファンですね~。
私は、『まあじゃんほうろうき』から読み始めました。我が家は西原だらけですよ~。本作は買ってなかったので、図書館で見つけたときは、おっ!、って掘り出し物を見つけた気分でした。
2010年12月05日 23:38
これ、私も図書館で読みました。すっごいおもしろいですよね♪
西原さんのマンガ、線は全部フリーハンドだし、字もキタナイし(笑)読みとるのに苦労しますが、その苦労に充分見合うおもしろさ(^^♪
群さんのお母さんはこのあとさらに浪費に磨きがかかってるみたいですね。今じゃほぼ絶縁状態に近いみたいですよ。でもお母さんと弟に建てた実家のローンを支払っておられるとか。。。
2010年12月06日 04:11
kemochime さま

はじめまして、ライアンといいます。

ブログ気持ち玉りがとうございました。

素敵なブログですね。
実は私も図書館のヘビーユーザーです。
常時、10冊くらい借りていて読んでいます。
(よく延滞で督促を受けます。

これからも、よろしくお願いします。
また、遊びに来ますね。
2010年12月06日 10:40
気持ち玉ありがとうございマシタ
西原サンは5時に夢中でよく見かけますが、作品は。。恥ずかしながら読んだ事がないのデス
群サンは盲導犬の本をいくつか読んで泣いた記憶が
私は本よりもマンガの方をよく読むもので
少女マンガですが『本屋の森のあかり』は話の中に色んな本の一説が紹介されていて、お話ともリンクされているので面白いデス
長々と失礼しマシタ
2010年12月06日 11:51
気持ち玉をありがとうございました。
昔図書館に通いつめましたが・・・
今は忙しくて・・・・・
本の紹介を楽しみにしています。
2010年12月06日 23:42
こんばんは!
この本は確か発売された頃に読みました。
群ようこさんも西原理恵子さんも好きです。
でも、最近、読んでないなぁ。
群さんの人間観察力とか西原さんの毒を含んだペーソスとか好きです。
2010年12月06日 23:46
キーブーさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

私は、西原さんの漫画は字が読みづらいのは、最初はそれがわざとだと思っていました。長年読んでいるうちに、味わいのある字だと思うようになってしまいましたが・・・(笑)。
群さんのご家庭はそこまですごいことになっているとは思いませんでした・・・。壮絶過ぎて、読んでいる方も笑えなくなってきますね(笑)。
2010年12月06日 23:48
ライアンさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

図書館愛好の同士ですね!お勧めの本がありましたら教えていただけますと嬉しいです。
2010年12月06日 23:55
neneさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

群さんは感動的な話をいろいろ書いておられるのに、あれだけ壮絶なトークをするというギャップがまた魅力といいますか・・・。
私も本より漫画の方が多かったりしますし、漫画のご紹介も嬉しいです。ありがとうございます!
2010年12月07日 00:13
ろこさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

その時どきに読んでいる本の感想を書いているだけですので、本の紹介というには偏ったものになってしまっているかなあとも思っていますが、今後も気に入った本のことを書いていこうかなあと思っています。

お勧めの本がありましたら是非ご紹介いただけると嬉しいです!
2010年12月07日 00:17
けいここさん、こんばんは!コメントありがとうございます。

おっしゃるとおり、群さんって人間観察力すごいですよね~。描写は軽妙なんですけど、ズバって感じで。
西原さんは、昔は自虐的なペーソスでしたが、ここ10年くらいからさらに人間的深みを増したというか、深~~~いペーソスの作品が増えたように感じています。

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