『中日ドラゴンズ論』(今中慎二) :感想

 中日ドラゴンズを評する言葉としてよく言われる「不気味」。

 本書では、なぜドラゴンズが「不気味」と言われるのか、元ドラゴンズのエースである今中慎二氏がその秘密を解き明かします。

 
 ドラゴンズが勝つ理由として、今中氏は、明確なシーズンプランを徹底してやり遂げること、「不気味さ」だと思わせる先入観を作り上げるメディア対策、監督力、投手力が強いことを始めとした伝統力、プロとしての意識の高さ等を挙げています。

 それらのひとつひとつについて、今中氏の見解が記載されていて、プロ野球ファンとしては非常に興味深く読めました。

 さすがの今中氏も、ドラゴンズがナゴヤドームであそこまで強い理由は解明できていないようです(笑)。
 変なウワサが立つくらい強いですものねえ。


 
 ところで、現在のセ・リーグでは、上位チームと下位チームの差が大きくなってしまっていると思うのです。

 それは、中村武史氏のコメントにもあるように「意識の差」が非常に大きいように思います。

 私がえらそうに言える話ではないですが、下位に甘んじているチームは、フロントから選手に至るまで負け癖がついてしまっているように見えてしまうのですよねえ・・・・・・。

 セ・リーグを盛り上げるためには、どこが優勝してもおかしくないくらいに、どこのチームも拮抗するくらいの力をもつ状態になった方がよいのかなと思います。広島や横浜が以前のように強さを取り戻すともっと盛り上がると思うのです。
 


 勝とうとする意識が高いということ、組織として徹底すること、やるべきプランをやり遂げること、徹底して準備すること・・・・・・

 本作を読んでドラゴンズの強いプロ意識を感じましたが、これは、野球に限ったことではないと思います。

 
 最近ちょっと疲れ気味で、いろいろ意識が下がってきていたところなので、自分としてももういっちょ気を引き締めようかなと思ってみたり。
 でもとりあえず一休みしようっと(笑)。
 



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この記事へのコメント

2010年12月04日 22:17
私も読みました。
今中さんの肩の故障が投げすぎのせいではないとのコメントが印象に残りました。
この本を読むとなんとなくドラの強さが分かりました。
また、他のチームのファンから毛嫌いされる理由も良く分かります。
不気味=嫌な球団、なんでしょうね。
2010年12月04日 22:46
トムさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

私も今中氏の肩の故障は酷使のせいだと思っていました。

しかしほんと毛嫌いされていますよね(笑)。監督が無愛想、厳しい情報統制、つまらない野球のくせに地味に強いということでよく叩かれていますが、まあ、それも褒め言葉ということで(笑)。
2010年12月05日 00:34
こんばんは。
プロ意識の高さはマスコットもチアにも言えると思います。
2010年12月05日 01:20
けいさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

ドアラはマスコットの鑑だと思っています。
森野選手とあれだけ仲よく(?)しているのに、絶対に言葉は発しないというプロ根性。
旺盛なサービス精神。

チアドラも必死さというか懸命さがすごく伝わってきます。

球団一丸となって、ますますチームを、球界を盛り上げていってもらいたいです!
2010年12月07日 00:11
今中さんのこの本を読んで、またまたドラが好きになりました。
思った通りの舞台裏ですね。
プロに徹することは良いことだと思うのですが、それが一般的には地味に映るんでしょうね。
2010年12月07日 00:36
かわいさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

ホント、地味ですよね~、一般的に見ると絶対地味ですよ。でも私にとっては愛すべき地味さです。

私も本作によってドラへの愛情がさらに深まりました!

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